分収林の概要

当公社は、従来県が実施してきた県行造林に代わって木材生産という経済的機能と水源かん養や山地災害防止機能等を主体とする公益的機能を併せ発揮する森林の造成及び森林の整備を通じて、農山村経済の振興や林業関係団体の育成強化に資するという目的を継承しつつ、より効率的に県内における拡大造林を推進することを目的として、県の全額出資(基本財産10,000千円)により、昭和41年5月に(財)山口県林業公社として設立された。

公社はこの目的に沿って、平成16年度までの39年間に、同期間の県全体の造林面積の12.5%に当たる13,357ヘクタールの造林事業を実施し、森林資源の造成、農山村地域の雇用創出など、地域経済の振興に少なからず貢献してきたところである。

分収造林事業の仕組み

公社造林地施業体系(ヒノキ)